13の理由、シーズン4はいつから配信?!!
➡2020年6月5日より、ネットフリックスで配信されます。
13の理由は、スマホによる誹謗中傷から始まり、1人の女の子が周囲の生徒の声なき声に追い詰められて、生きる希望を失って自殺する「学園いじめドラマ」として話題になったドラマです。
2020年にファイナルのシーズン4が放送され、物語はクライマックスを迎えます。
今回は、13の理由シーズン4の見どころを紹介いたします。
あらすじネタバレは放送後に追記しますね。
ネタバレ多数なので、見たくない方はここまでです。
13の理由、シーズン4のあらすじネタバレ
放送後に追記いたします。
13の理由、シーズン4の予想『見どころ』
- ウェンストンの行動
- ジェシカとアレックスは捕まる?
- ブライスの母の行動は?
- トニーは家族のもとへ行く?
13の理由のシーズン4で気になるのは、このあたりでしょう!
ウェンストンの行動
ウェンストンとは、モンゴメリーの恋人のゲイの男の子です。
シーズン3でブライスのパーティーで知り合ったモンゴメリーとウェンストンは、ブライス殺害時刻に実は一緒に過ごしていました。
ゲイを隠していたモンティはウェンストンのことを隠したまま、刑務所で殺害されてしまいます。
モンティにブライス殺しの罪を着せて、クレイたちは晴れ晴れとしていたけど、シーズン3のラストではウェンストンがアニの前に現れて、「モンティは僕と一緒にいたんだ」と言います。
緊張感が走ったところでシーズン3終了。
13の理由のシーズン4は、この続きでウェンストンがクレイやアニたちメンバーを犯人として暴こうとしてくると予想できます。
ジェシカとアレックスは自首する?
13の理由のシーズン3のラストで、ブライス殺しの犯人がジェシカとアレックスだとわかります。
ジェシカもアレックスも「おぼれるブライスを助けない」という選択をし、ブライスの溺死を見守ります。
ジェシカもハンナもブライスからレイプされ、ハンナは死亡。ジェシカもずっと苦しみ続けてきたことを思うと、妥当な復讐に思えます。
しかし殺人の罪をモンティに着せたママ、逃げおおせられるほど甘いとは思えません。
特にアレックスはシーズン1~3を通して精神的なもろさを見せているので、人殺しを隠し続けることはできなさそうですよね。
ウェンストンの調査で2人が自首する可能性も高いと思います。
アレックスのお父さん(警察官)は…ショックでしょうね。
ブライスの母の行動は?
13の理由の全部のシーズンを通して一番心を打たれるのがハンナのお母さんです。
愛娘をなくし、必死に裁判に挑み、罪を明らかにしても…何も晴れない。
娘は何をしても戻らないという現実の中、夫とも離別します。
級友を亡くした友だちは、やがて前を向いて進み始めます。
ハンナに夢中だったクレイも、シーズン3ではアニという新たな恋人を作ります。
取り残された母の気持ちを思うと、切なくなりますよね。
それは、シーズン3で息子を亡くしたブライスの母も同じかもしれません。
シーズン2ではブライスへの過剰な甘やかしや、金に物を言わせる強引な手口が悪印象でしたが、シーズン3の束の間の母子の心通わすシーンが思い出されます。
ブライスの母は、権力を持つ父親の介護をしながら、浮気をする元夫へもプライドを保ち、薄情に育った息子ブライスにも手を焼き、視点を変えれば同情に値する人物です。
そして…ハンナの死後に、母が食らいついたように、ブライスの母も権力という鞭をふるって、息子の死の真相をなんとしても暴こうとする気がします。
クレイたち…傷つきやすい少年たちと、ブライスの母がどのように対話していくのかが、ファイナルシーズンの見どころの一つとなりそうです。
トニーは家族のもとへ行く?
13の理由のシーズン1から一貫して、高校生らしからぬ謎の落ち着きを見せるトニーは、シーズン3で家族と生き別れになります。
「な、なにが起きたの、急に?」と、それまでの学園ドラマから急な失踪事件に戸惑いましたよね。
あれは2019年7月22日にトランプ大統領が発表した「強制移民送還」に関連つけた事件なのです。
新たな制度では、拘束された場所に関係なく、アメリカに2年以上続けて滞在していると証明できない移民を、即時に強制送還できるようになる。移民が弁護士をつけることは難しくなるとみられる。国土安全保障省(DHS)は、これにより多数の不法移民に効率的に対処できるとしている。引用元:BBCニュース
日本にはなじみがないけど、アメリカでは大問題の移民問題に対して、トランプ大統領はこれまでの制度よりも厳しく強制送還を行ってきました。
13の理由はこうした社会問題にも焦点をあてて、トニーの境遇を映し出したのです。
トニー一家を通報したブライス一家への恨みで、トニーをブライス殺しの容疑者として仕立て上げる一方で、トニーの抱える問題を「現代アメリカの抱える問題」として作中で浮き彫りにしました。
トニーは老けて、落ち着いて見えるのですがまだ高校生。
シーズン4ではクレイたち級友の新たな旅立ちとして、トニーとの別離が予想できます。
家族の元、メキシコへと帰っちゃうと思うんですよね。
13の理由がゴールデングローブ賞を受賞?!!
ハンナ役を演じたキャサリン・ラングフォードがゴールデン・グローブ賞候補にノミネートされました!
いじめで居場所をなくしていくハンナの悲痛な演技は、臨場感がありすぎてみていて切なくなることも多かったのですが、未来ある役者さんたちの活躍は今後も楽しみですね。
さいごに
2020年5月23日、好きだったテラスハウスのメンバーの木村花さんの訃報に、一瞬頭が真っ白になりました。
私はただのファンですが、一緒に過ごしていたメンバーたちやスタジオメンバーはどんな気持ちだろうと、察するだけで胸が締め付けられました。
そしてまず思い出したのは、「13の理由」のハンナや「3年A組」のモカちゃんです。
2つとも木村花ちゃんと同じ理由で命を絶った女子生徒を題材とした学園ドラマで、現代子どもたちが抱える大きな問題として世界中で話題になっていました。
内容があまりにもリアリティにあふれていた故に、番組冒頭には「傷つく可能性があるため、大切な人と見てください」とキャストが推奨しています。
アラフォー世代の私たちにはわからない「ネットでの誹謗中傷」の重みを知るためにも、現代の闇を忠実に描き出した13の理由は、見るに値するドラマです。
けど、レイプやいじめ、盗撮や飲酒などの赤裸々な内容も含まれるため、心が弱っているときにはおすすめできません。