ハーロッツ・シーズン1のあらすじネタバレ!5人に1人が娼婦だった時代のリアル…

18世紀ロンドン…5人に1人は体を売っていたといわれていた時代…。娼婦たちは果敢に戦って生き抜いていました。

ハーロッツは18世紀ロンドンの娼婦の生きざまを描いたリアリティあふれるドラマです。

主演は、ウォーキングデッドのシーズン9と10で、世界を恐怖に陥れたアルファ役を演じたサマンサ・モートン。「エリザベス」や「レミゼラブル」の制作陣が映像化し、全米批評サイトのRotten Tomatoes」でなんと、97%の高評価を記録しました!(2019年6月時点)

18世紀ロンドンの衣装の再現も豪華絢爛!

サマンサモートンが情深い女性を見事に演じてて、圧倒的な存在感です!

以下、ネタバレ記事になるので、見たくない方はここまでですよ。

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ハーロッツのシーズン1のあらすじネタバレ!

ハーロッツは18世紀ロンドンの街を舞台にした、娼婦たちを主人公としたドラマです。

主人公は裏町の売春宿のおかみのマーガレット(サマンサモートン)。

シーズン1の主要キャスト

  • マーガレット・ウェルス
    主人公で、娼館のおかみ。2人の娘がいる。
  • シャーロット・ウェルス
    マーガレットの上の娘でロンドン一の娼婦と言われている絶世の美女。
  • ルーシー・ウェルス
    マーガレットの下の娘で、15歳で処女を競売に出される。
  • リディア・クイグリー
    マーガレットの生涯のライバルで、高級娼館の女主人。
  • ナンシー
    マーガレットの親友で、別の娼館のおかみ。
  • エミリー
    マーガレットのもとにいた娼婦の1人だったが、裏切ってリディアのもとに行く。リディアの元でも冷遇されて危険な目にあう。
  • ハワード
    シャーロットのパトロン。
  • ウィル
    マーガレットの夫。
  • キティ
    マーガレットの娼館の娘。

マーガレットとリディアの対立

マーガレット自身も10歳の頃に、靴を買う代金代わりに娼館に売られ、自分を利用しつくしたリディアに恨みを抱いています。リディアはロンドンの高級街に娼館をかまえている女実業家(自身も娼婦あがり。7歳で売られた…)。2人はとことん対立して、つぶし合いをしています。

ハーロッツは「マーガレットとリディアの壮絶な戦い」がドラマの肝。あの手この手で2人はつぶし合いますが、そこにロンドン上流階級の貴族の男たちが淫猥な思いで絡んでくるのです。

サマンサ・モートンがステキ

サマンサモートンが、善良な素敵な女性を好演しています!

「え?ウォーキングデッドのアルファが?」と思っちゃうのだけど、ハーロッツのサマンサ・モートンは素敵な女性です。うらびれた娼館のおかみ…って感じなんだけども、体格のよさとか絶妙な「おばちゃんぽさ」の中にある色気がすごく役にハマっているんです。

敵は「女を買う男たち」

女たちがどんなにいがみ合おうとも、結局敵は「女を買う男たちだった」という視点がちょいちょい描かれていて、そこが見どころでもあります。作中でましなのは、マーガレットの夫のウィルくらい…?でもウィルも、奥さんや娘たちが娼婦をしている娼館の客引きとかしてたし…うーむ。そうしなきゃ生きていけないってことですね。

ロンドン1の娼婦シャーロット

マーガレットの娘のシャーロットはロンドン1の美女と言われ、お金持ちのパトロン・ハワード宅で贅沢に暮らしています。

一見めっちゃいい境遇だけど、自由の魂をもつシャーロットはハワードの見受けを断り続けてもったいない…。母のマーガレットも「いい暮らしをしてほしい」と願うけど、ハワードを拒み続けます。

競売にかけられる処女

あるときマーガレットはリディアの攻撃により、大金を請求されます。仕方なく、15歳の下の娘のルーシーの「処女を競売」にかけて、窮地をしのぎます。

ルーシーを1番高値で落札したのは、なんと姉のシャーロットのパトロンのハワード卿…。シャーロットへの当てつけに妹を競り落とすなんて最低です…。

そして2番目に落札したどっかの富豪にも売られ、2番続けて散々な目にあいます…。

↑この富豪の奥さんが謎。「主人は若い娘が好きなんでざますよ」とノリノリで一緒にルーシーを迎えてるんですwなんでやねんw

ルーシーの苦悩

しかしルーシーは娼婦の仕事がイヤでたまりません。一方で、「姉のように自分も男を手玉に取りたい」って野心も見えるような気がするんですよね。男にされるがままじゃなく、男を支配したい!って欲望が、ちらっと見えたりもします。

見た目が天使のようなルーシーなので、高値の娼婦として徐々に成長していきます。

シャーロットの恨み


「よくも私を娼婦にしたわね!」と作中で何度もシャーロットが母親に言います。幼い自分の処女を競売に出した母を恨んでいます。けど、そうしなければ生きてこれなかった母の境遇もわかっている分、シャーロットがかわいそうです。

けど、可哀そうな少女にとどまらないのがシャーロットの魅力。

ロンドンで1番の娼婦と言われるまでにのし上がり、挑戦的な目や勝気な性格、貴族をことごとく手玉に取る暴れ馬のような魅力は、作中でとにかく観客を引き付けます。

ハーロッツの一番の見どころはシャーロットと言っても過言ではありません。

娘たちと娼館の娼婦たちの身の安全だけを考えるマーガレットは、リディアの策略で窮地に陥っていきます…。

マーガレットは娘たちを大事に思っていて、処女を売り渡すのも金儲けではなく「みんなが生きるために仕方なく」って感じで、苦悩し続けるから同じ母として同情します。

清廉なスキャンウェル嬢

作中に出てくる目の見えないスキャンウェルという女性の娘が、娼婦たちと違って清廉潔白に描かれています。作中に何度も「処女をいけにえとしてよこせ」というロンドン貴族の趣味で少女誘拐がされるのだけど、スキャンウェル嬢が無事でありますように…といつも願い続けてしまいます。

ただ、スキャンウェルはリディアの世話になっており、リディアの命令でちょくちょくマーガレットに嫌がらせをしてきます。

エミリーの危機

最初マーガレットの店にいたエミリーという娼婦は、短期でだらしなく美人でわがまま。自分の稼ぎに不満を持って、リディアのところに借金ごと移動します。けどリディアのとこでもふざけた態度で不興をかって、いずらくなるけどマーガレット邸にも戻れず、監禁されたりと男たちに散々な目にあわされるけど…

実はこのエミリーけっこうな曲者で、リディアの息子に取り入って結婚までこぎつけちゃいます。女性のたくましいバージョンのキャラで、物語の一端を担います。

黒人たちの恐怖

作中にたくさん黒人が出てきて、同時期のアメリカでは黒人は奴隷として酷使されていたので、ロンドンではどうかな?と思ってみてると、どうもロンドンでは黒人は奴隷的な地位はなく、一般人としての生活が認められているようです。

けど、作中に出てくる黒人たちの中には「奴隷から解放されて逃げてきた」人も出てきて、常に恐怖を抱えています。

ハリエットの苦悩

マーガレットが金策のために、かつての愛人の富豪の家に行くと…そこには黒人が「妻」としていました。ハリエットという名の黒人は「妻」として2人の子どもがいたけど、夫の富豪がなくなるといきなり「奴隷」に逆戻りしてしまいます。

自分は「妻」になった時に解放された!と主張すると、富豪の息子は「確かに」と快諾してくれます。けど「2人のお前の子どもはうちの所有物(奴隷)だ」と言って、子どもから母を引き離してきます…。この作品でまさかこんなあからさまな人種差別があるとは…。

子どもをなんとしても取り戻したいハリエットはマーガレットの娼館に来て、仕事をもらえるよう頼みます。マーガレットの夫のウィルは、同じ黒人としてハリエットに心を寄せるけど、それが思わぬ夫婦の亀裂を生みます。

ナンシーの立ち位置は?

最初から登場するナンシーとはいったい何者なの?と思うのだけど、ナンシーはマーガレットの幼馴染で親友です。一緒にリディアのところで売春して育ち、一緒にリディアから巣立って、一緒にリディアと対立していきます。ナンシーはマーガレットとは違う家で自分の娼館を持っています。

ことあるごとにマーガレットとナンシーは助け合って生きていきます。男装して鞭をふるうナンシーは…こういうタイプの女性を好きな人にはたまらないのかな?わからん…。

敵はいったい誰なの?

シーズン1ではマーガレットの敵は完全にリディアです。けど、女たちを買いに着て欲望の犠牲にする男たちが本当に「ゲス」っぽく書かれているので、結局女を買う男が悪いって結論になってほしいなと思います。

>>ハーロッツ、シーズン2のあらすじはこちら

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