新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~のあらすじ【シーズン1】1~5話

1558年、ヒュッレムが病で亡くなり、1566年、地中海の覇者と言われたスレイマン1世が陣中で亡くなりました。

人生で一番好きな海外ドラマ「オスマン帝国外伝」では、2人の重厚な人生を約400話にわたって(長いわww)見続け、その後のオスマン帝国の行方が気になった方も多いのではないでしょうか。

ご安心ください。

続きのドラマが作られましたから!

スレイマン大帝の死後、約40年たった1603年を皮切りに「新・オスマン帝国外伝」として新たなドラマがスタートしました!

今回は新オスマン帝国外伝のシーズン1のあらすじを紹介していきますね。オチなどのネタバレは配慮しますが、ドラマを先に見たいという方はこの記事はご遠慮ください。

ではまいりましょう!

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新オスマン帝国外伝キャスト一覧

新オスマン帝国はヒュッレムとスレイマンの何代あと?


新オスマン帝国のあらすじ紹介の前に、新オスマン帝国が、旧オスマン帝国のヒュッレムたちの何代あとの物語なのかを簡単にお伝えいたしますね。

  • スレイマン(1520年)…第10代オスマン帝国皇帝(オスマン帝国外伝のw主人公)
  • セリム(1566年)…第11代オスマン帝国皇帝(酒飲みのあの人)
  • ムラト(1574年)…第12代オスマン帝国皇帝(セリムとヌールバーヌの長男。妻はサフィエ)
  • メフメト3世(1594年)…第13代オスマン帝国皇帝(ムラトとサフィエの子ども。19人の兄弟を即位の時に処刑する)
  • アフメト1世(1603年)…第14代オスマン帝国皇帝(メフメトの子どもで、13歳で即位時に兄弟を処刑することを廃止した)

カッコの中は即位した年代です。新オスマン帝国外伝の主人公はアフメト1世。スレイマンとヒュッレムの夜叉孫ということですね。

蓮

40年しかたってないのに代替わりが早すぎますw

酒飲み息子のセリムが皇帝となり、バヤジトを死に追いやったヌールバーヌが「女性初の政治家」的立ち位置で活躍した後、オスマン帝国外伝のドラマの最後にも出てきたムラトが即位。

そう、オスマン帝国外伝のラストで憎きヌールバーヌによって、ミフリマーフが後宮を去る時に、爪痕のように残していったのがムラトの妻のサフィエ。

蓮

ヌールバーヌに「ヒュッレム妃の次にあなたが。あなたの次は私が権力を握ります。」的なこといって脅していたあの女の子が、新シリーズでは強大な権力をもってますw

新オスマン帝国外伝のアフメトの時代には、そのサフィエが「母后」として後宮に居座り、権力をほしいままに操ります。アフメトとバチバチの戦いを繰り広げるんです。

ヒュッレムが後宮に来た時代とは違い、後宮の支配者が表の政治も支配するという恐ろしい時代が来たんですね。

蓮

皮切りはヒュッレムだったのに、歴史上はヌールが「初の女政治家」みたいに言われてて、なんか悔しいですw

13歳の若さで即位したアフメト1世の元に送られてきたのは、ギリシャの娘アナスタシア。

彼女が後に「キョセム」と呼ばれ、オスマン帝国を何世代にもわたって支配し続ける女性になるとは、誰も知らなかった…。

新オスマン帝国外伝のあらすじ【シーズン1】1~5話

アフメト一世が即位

スレイマンの世から24年後に産まれたアフメト1世は、1603年に父の不可解な死と共に、13歳で皇帝の座につきます。

アフメト1世の父、メフメト3世には19人の兄弟がおり、即位するときに19人の兄弟を処刑しました。

その惨さを目に焼き付けていた幼きアフメトは、自分が即位したときに「兄弟殺しは廃止する」と宣言。

蓮

立派でした!

アフメトの弟ムスタファは死を逃れたのでした。

ギリシャから連れてこられたアナスタシア

アフメトの即位のお祝いに、後宮で一番勢力を持っていたサフィエ母后は、ギリシャの娘アナスタシアを献上。アフメトははねっかえりのアナスタシアをすぐに気に入ります。しかしアナスタシア(15歳くらい?)故郷に戻ることを願い続けます。

蓮

普通に子どもを誘拐するとか怖すぎるw

魑魅魍魎の後宮…

後宮で力を持っているのは…

  • サフィエ母后…怖そう&強そう
  • ハンダン母后(アフメトの母)…優しそう&弱そう。デルヴィーシュという側近が強そう
  • ハリメ(アフメトの弟のムスタファの母)…怖そう&強そう&息子のためなら何でもやる

3つの勢力が競争していました。

蓮

アフメトのお母さんは政治的権力にうとそうな、弱弱しい感じがします。サフィエがとにかく強そうw

サフィエは、ヌールバーヌの長男のムラトの妃。ムラト亡きあと息子を即位させ、その息子メフメトの後に孫のアフメトが即位しても、後宮で権力を握り続けます。

>>新オスマン帝国外伝のキャスト情報はこちら

アフメトの弟のムスタファ

アフメトの唯一の皇子継承者であるムスタファの母は、いつアフメトの気が変わって我が子が殺されるか、気が気ではありません。そこでムスタファを連れて後宮からこっそり逃げ出します。

蓮

オスマン帝国に多い名前ランキング「1位:ムスタファ」「2位:メフメト」「3位ムラト」「4位:アフメト」…この辺りがたくさん出てき過ぎていて、最初は混乱しますよねwしかしムスタファは名前が不吉すぎます…

クリミア・ハンの2人の皇子

新オスマン帝国外伝では重要な登場人物となってくる、クリミア・ハンの2人の皇子。支配者のオスマン帝国に人質として連れてこられ、軟禁状態です。

蓮

軟禁だから町や森をうろうろしてるんですよね。デカい屋敷に住んでるし。

クリミアハンの皇子の願いは自分の国の復興です。元々チンギスハーンの血を引くと言われているタタール人の血統の彼らは誇り高く、囚われの身を恥じて生きています。

ムスタファ捜索隊

クリミア・ハン国(現クリミア半島にあった王国)の皇子たちがハリメとムスタファをとらえます。

蓮

クリミア半島は、この時代から大変だったんですね…今はロシアの支配下だし、強くあらねば国なんて簡単に滅亡させられるんだなって思っちゃいます。

後宮に連れ戻された弟のムスタファは、母と共に地下牢に…。

二度と逃げ出すなよ!と母のハリメにくぎを刺して、後宮に籠の鳥状態で生きることを許します。

蓮

アフメトは結構いいやつっぽいんですよね。優しいし。

即効お気に入りになるアナスタシア

大部屋の女たちとバチバチの戦いを繰り広げながらも、一瞬でアフメトを虜にしたアナスタシア。

蓮

でもなんか、ヒュッレムと違ってカリスマ的な美しさがないんですよね…残念。見てればそのうちきれいになってくかな。多分設定14歳くらいだし、仕方ないのか。怒った顔とか不細工すぎてwヒュッレムはどんなに悪だくみしてるときもきれいだったのに。と思ったら、子ども時代のアナスタシアと、大人時代のアナスタシアは役者が変わります。→新オスマン帝国外伝のキャスト情報はこちら

アフメトVSサフィエ母后

ムスタファの命を請うサフィエから権力を奪うために、遠くの宮殿に移住させようとしますが失敗。

サフィエの策略で歩兵部隊へ給金を払えずに、兵に反乱の動きが出てしまいます。

結局反乱が起きてサフィエの追放を取り消す代わりに、サフィエに歩兵への給付金を払ってもらうという屈辱をなめました…。けどアフメトは結構優秀で、13歳にも関わらず決断力がありました。

歩兵部隊の反乱指導者を処刑。サフィエの腹心を全て処刑もしくは閑職に追いやるなどを1晩で行い、朝起きたら四面楚歌のサフィエ。

蓮

ざまぁwというか、アフメト優秀過ぎるでしょwばーちゃんとボコボコにやりあってます。

アナスタシアが聞いた秘密

一方で、アフメトのお父さんの死は仕組まれたものであると知ってしまったアナスタシアに魔の手が迫ります…。

アフメトがあまりにもアナスタシアに夢中なのでなんとか難を逃れているけど…

後宮は相変わらず敵ばかりですねw

イケメンの歩兵・イスカンダル

ギリシャで無理やり誘拐されてきたアナスタシアは、道中に偶然出会ったオスマン帝国の歩兵イスカンダルに「助けて」と頼み首飾りを渡していました。そのイスカンダルがイスタンブールに来て、歩兵宿舎で暮らし始めました。

蓮

ここにロマンスが生まれる予感がするんですよね…イスカンダルがめっちゃイケメンだし。アフメトいい人だから、アナスタシアが他の人に恋したら悲しいな~

更にイスカンダルはアフメトに気に入られ、後宮に出入りするようになるんですw

後の大宰相デルヴィーシュ

オスマン帝国あるあるですが「最初男の登場人物、誰が誰やらわからない」問題が、新オスマン帝国外伝にも引き継がれています(笑)

アフメトの横にいつもいた、切れ者っぽい男性の名はデルヴィーシュ。調べたら後に大宰相になるっぽいですが、今はまだ小物です。

サフィエの策略で、サフィエの娘のファーリエ皇女と結婚することになり、権力の階段の第一歩を登り始めます。

皇女様の道ならぬ恋

オスマン帝国あるあるですが(No.2)「後宮にはいつも道ならぬ恋に落ちている皇女様がいる」問題が、新オスマン帝国外伝にも引き継がれています(笑)

蓮

ミフリマーフやハティジェを思い出しますね

サフィエの娘のファーリエ皇女様は、3度老人と結婚させられ3度未亡人になった憐れなお姫様…。権力欲の深いサフィエの娘って時点で「一生道具」的な可哀想な立ち位置で積んでます。

そのファーリエですが、実はクリミア・ハンの皇子の弟の方と密会を繰り広げている大胆なお方。

皇子の方も結婚を望みますが、しょせん道ならぬ恋です…。残念。

ハリメと手を組むハンダン

敵の敵は味方。ということで、サフィエを敵と認識する2人の母后的立場のハリメとハンダンが手を組みます。

怪しい呪術をして、ハンダンに近づくハリメの方が一段と計算高く頭がよさそう。ハンダンはのんびりしてて権力闘争に向かなそうです。

>>続きはこちら(6話~10話)

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