新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン1】76話~80話あらすじ考察

うちにも男兄弟がいますが、男兄弟ってたいてい張り合うから、オスマンとメフメトの対立なんてどこの兄弟でもありうる範ちゅうです。オスマンに悪事を囁く師父のオメルが全部悪い。3男のムラトがものすごく勇敢に頭良さそうに演出されており、後の皇帝感を漂わせていますよね。

オスマンはメフメトを殺すのか殺さないのか。キョセムは無事にメフメトを守り抜けるのでしょうか?

今回は新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン1】76話・77話・78話・79話・80話あらすじ考察を紹介しますね。

蓮

※このサイトは実際に海外ドラマを見ていただきたいなという理由から、完全ネタバレではなくオチは隠しております。続きは動画でお楽しみくださいね。→Hulu

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新・オスマン帝国外伝まとめ

新オスマン帝国外伝~影のキョセム~【シーズン1】76話・77話・78話・79話・80話あらすじ考察

メフメトがオスマンの元へ連れていかれ…

オスマンに呼ばれ、連れていかれるメフメト。キョセムは(いつもの)抜け道を通って宮殿に入ろうとします。しかしその壁はオスマンの配下によって補強されてふさがれており、通れません。

蓮 驚き

キョセムが何度も何度も通るから、敵味方にも「秘密の通路」がバレバレになりましたw

新しくレンガが張られている壁を、内側から見つめるメフメト。外側から壁を叩いて我が子の名を呼ぶキョセム。

オスマンはメフメトに、無垢な子ども時代の話をします。そして、弟を抱きしめて、キスをして、別れを告げました。

処刑人が部屋に入り、メフメトはクビに縄をかけられ、処刑されます。最後にメフメトは「お前の世は続かない」と呪いの言葉をはきます。

兄弟殺しを目撃したムラト

3男のムラト皇子は、お菓子をメフメト兄さんに持っていこうとメフメトを探します。そして、皇帝の部屋で、オスマンがメフメトを処刑する様子を見てしまいます。

長女のアイシェと共に、兄弟殺しの悲劇を、噛みしめるしかありませんでした。

蓮

罠を仕掛けてメフメトを死に追いやった宦官のスレイマンが腹立ちます。腹立ちますが、名前が「スレイマン」ってwあの人が頭をよぎるから、怒りに集中できませんww

その後ムラトと弟のバヤジトとカシム(イブラヒムもかな)は1室に幽閉され、自由を奪われます。

キョセムの絶望

宮殿に急いだけど、処刑を止めることができなかったキョセム。急いだ先には、我が子メフメトの遺体が置かれており、絶望の悲鳴をあげました。

キョセムはオスマンに「もうお前の母ではない」と宣言し、2人は袂を分かちます。

蓮

「母ではない」と言われたときのオスマンの泣きそうな顔が切ないです…。まだ10代だし、皇帝の責務もあるし、弟殺しの罪に押しつぶされそうで、お母さんに甘えて泣きつきたいよね。オメルが悪い。すべてオメルが悪い!

雪と民の疲弊

メフメトの死後数日たって、帝都は雪に覆われます。イスタンブールに雪が降るのは珍しく、兄弟殺しの禁をおかしたオスマンの罪の代償だと民衆はうわさします。大雪で物流が凍り付き、イスタンブールの民は飢えはじめ、苦しみます。

蓮

皆が寒さに震えている中、ムラト達4人の皇子が、幽閉されている部屋の中で毛布でほこほこ笑顔で仲良しな様子がかわいいです。

民の貧困

イスタンブールの町の救済院に毎日通い、民にご飯をふるまうキョセム。宮殿の貯蔵庫の食料も惜しみなく、民に分け与えます。病気の子どもの面倒を見ます。オタマをもってスープもより分けます。

蓮

そこは配下の人に任せればいいのにwwでも民の目には「キョセム妃優しい」の強烈アピールになるよね。私も妃になることがあれば、このようにふるまいます。(ならないけどw)

救済院には長蛇の列。民はみな飢えており、町は悲惨です。

旧宮殿の食糧庫からも、民に分け与えるキョセムたちをみて、ビュルビュルは「え、わたしたちのご飯…」と引きまくり。

蓮

あなた方も民を見て、野望を捨てて義侠心をもてば?と思っちゃうw

オスマンの結婚

キョセム同様、皇帝のオスマンも町で民の様子を視察します。飢えた民は他の民に狼藉を計り、イスタンブールはかつてないほど荒れています。そんな中、民に食べ物を施し、助けて回る一人のボランティアの女性を発見。

その場ではお互い身分を隠しあいますが、彼女は何と、イスラム長老の末の娘アーキレでした。イスラム長老の力を手に入れるためにと、オスマンはこの娘アーキレと結婚をします。

蓮

え、いきなり結婚?メレキシマ妃は?というか、2人の出会いから恋して結婚までの流れが早すぎ雑すぎw明らかに制作サイドが駆け足になった感がありますwアーキレと結婚したからと言ってオスマンの力が強まった感もなく、史実に沿っただけのつじつま合わせの感じがします。

キョセムの復讐

メフメトを死に追いやったオスマンの配下を、キョセムは秘密裏に探し出して処刑して回ります。狙いはサフィエ・ハリメ・ダブド・ディルルバ・スレイマン宦官・オメルです。

蓮

大物ばかり…キョセム本気や…(゚Д゚;)

メフメトの処刑に、イスラム長老でもないのに、勝手に宗教的見解を出した人物も探し当てて、サクッと処刑。

蓮

というか、サフィエとハリメとキョセム…旧宮殿がもはや地獄のように怖いメンツになっていて、こっちも悲惨ですw

ズルフィカールの裏切り

兄弟殺しをして、民の人気がまったくなくなり、崩壊しかかるオスマン皇帝を見て、ズルフィカールの心は揺れます。代わりの皇帝候補は、頭のおかしいムスタファか、まだ小さなムラト達か…。オスマン帝国の存亡を考えると、欲しいのは「年長の頼れる皇子」だと考えたズルフィカールは、妻のヒュマーシャーに頼んでイスケンダルに会いに行きます。

そしてイスケンダルを王として担ぎ上げる力になると言います。

蓮

町中のみんなが凍えて寒そうなのに、サフィエの来ている毛皮のコートの暖かそうなことよw

イスケンダルの存在がバレる

群衆の中からイスケンダルの存在を知ったキョセム。ハリメに「サフィエはムスタファやムラトじゃなく、次の皇帝にイスケンダルを立てるつもりだ」とばらします。慌てたハリメはダブドに命じて、イスケンダルの居場所を探ります。

蓮

簡単にサフィエを裏切って、今度はキョセムの仲間のような顔をするハリメの変わり身の早さよw

町でイスケンダルがキョセムに近寄り「玉座に坐ってお前の子どもたちを殺す」と脅しをかけますが、キョセムは「玉座や世界は手に入っても、私は手に入らない」とやり返します。

蓮

キョセムの圧勝w

ダブドやディルルバは容赦なく、サフィエすらも拉致して、イスケンダルの居場所を探ろうとします。

蓮

でた、オスマン帝国史上最悪の残虐夫婦w

サフィエ暗殺されかけ

ハリメやディルルバにつかまって尋問を受けるが、イスケンダルの場所を言わないサフィエ。危ういところをビュルビュルとズルフィカールが助けます。慌てたサフィエはズルフィカールに命じて、イスケンダルを帝都から遠ざけるように命じます。

蓮

私はここで、キョセムの仕掛けた罠に気が付きました…カンのいい方はもっと早くに気が付いていたかもね(笑)

帝都から逃げるイスケンダル

ズルフィカールとヒュマーシャーに見送られ、帝都から船で脱出するイスケンダル。ずっと父のようにイスケンダルを育てて見守ってきて、処刑の命令すら聞かずにイスケンダルを助けたズルフィカール。

「あなたの力になるでしょう」と先々皇帝のムラトの長衣と刀をイスケンダルに託します。

「必ず兵を集めてイスタンブールに戻り、王座を手にする」と姉に約束するイスケンダル。弟を抱きしめて見送るヒュマーシャー。

一方その頃、サフィエはキョセムの部屋に行って「オスマンもジェンネトもズルフィカールも、みなお前を裏切って、別の皇帝についた」とドヤっています。それを聞いたキョセムは、「ズルフィカールは私を裏切らない。一芝居うたせたのよ」と自分の策を話します。

そう、ズルフィカールはかつて、アフメトの命に背いてイスケンダルを助けました。その後サフィエに利用され、イスケンダルは玉座を狙うようになります。その責任をおうズルフィカールは、妻とサフィエをだまして、イスケンダルの居場所を聞き出し、罠を仕掛けたのです。

船に乗ってイスタンブールを脱出したイスケンダルは、ズルフィカールから贈られた刀を手に取ります。しかし、そこには細工がしてあり、イスケンダルは命を落とします…。

燃え上がる船を見て、ヒュマーシャーは泣き崩れます。そしてズルフィカールの裏切りに怒り、「離婚する」と3度叫ぶのでした。皇女が「離婚する」と3回叫んだら、それは離婚の合図になると言います。

蓮

ここは愛し合っていて素敵な夫婦なのに、落ち着いて愛し合えないのはかわいそうですよね。離婚すると叫んだ時のヒュマーシャーの演技力が素晴らしかったです。

愛する息子同然のイスケンダルと、愛する妻の同時を失って、とまどうズルフィカール。

キョセムから、全てを聞かされて絶望するサフィエ。そしてサフィエは、胸に秘めたあることをすべく、キョセムの元へと行くのでした。

後宮に帰るサフィエ妃


愛する我が子イスケンダルの死を受け、サフィエは後宮に戻ります。かつて栄華を極めた自分の半生を思い出し、キョセムを呼びつけます。

蓮

サフィエから座るように言われて、がにまたで座るキョセムw

この後宮で本当の力をもったものだけが受け継いでいくという「ヒュッレムの指輪」をキョセムに託し、毒を飲んだサフィエは宮殿に倒れます。死に際にビュルビュルに「解放する」と3度いい、自由の身にします。

蓮

ビュルビュルとヒュマーシャーがとにかく可哀想…。そして「どんな木もいずれは枯れる」という不気味なお葬式の歌がなんとも味わい深いですw

サフィエに拾われ教育を受けて成長したキョセムは、思いのほかその死にダメージを受けます。

蓮

え、オマエなにを泣いてるの?とからかうハリメよw

オスマンの遠征

ポーランドやらオーストリアやらイランやら、周囲の敵国が独立を初めて四面楚歌のオスマン帝国。オスマンは春になってポーランド遠征に出かけます。前線の士気は低く、兵士たちはオスマン皇帝に敬意を持ちません。

命令を聞かない兵士を罰すると、更に兵の反発は酷くなり、オスマンは自分の兵士たちに命すら狙われます。

兵士の制御が全くできず、しかたなくポーランド遠征から撤退せざるを得ないオスマン。自分の言うことを聞く新たな軍隊を創設しようと目論みます。

そのため、巡礼と称してエジプトに家族を連れて行き、そこで新たな軍団を募ろうとするのです。

オスマンの子どもの死

オスマンの子どもはディルルバの策略で命を落とします。それをキョセムの仕業と思ったオスマンは、キョセムと対立を始めます。その翌日に、皮肉なことに、オスマンの妻アーキレが男の子を生みます。

そして、ハリメとキョセムを追放すべく、旧宮殿から追い出そうとします。歩兵部隊はこれに反発。

更にダブドが、オスマン皇帝がエジプトに遷都して、歩兵部隊をつぶしにかかるつもりだと触れ回ります。歩兵部隊の不満はますます高まるのでした。

歩兵部隊の反乱

遂にイスタンブールの歩兵部隊がオスマン皇帝を亡き者にしようと立ち上がります。町のあちこちで火の手が上がり、オスマンは脱出できずに首都にとどまるを得ませんでした。

オスマンの腹心だったオメル師父は真っ先に逃げ出し(最悪)、オスマンは窮地に立たされます。イスラム長老は何とか暴徒を押さえようと奔放してくれますが、宮殿に詰めかけた群衆は増える一方。

逃げる皇子たち

ジェンネトとビュルビュルは独断で、ムラト以下の4人のキョセムの皇子たちを後宮の外に逃がします。しかし町には反乱軍と暴徒があふれており、ビュルビュルは4人の皇子たちとはぐれてしまいます。4人はディルルバの夫ダブドの配下につかまり、命を狙われます。

キョセムは再び我が子たちを救うために走りますが、残虐なキリンディルが…。

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