オスマン帝国外伝・ニギャールに何が起きた?!!ニギャールのすべてと役者さん情報

オスマン帝国外伝のシーズン1から3まで活躍していたニギャールは、人気キャストの一人でした。

切れ長の目にキレる頭脳。

女でありながら、堅実に賢く生きていた女性です。

しかしそんなニギャールがなぜ悲運な運命を遂げたのか…。

今回はオスマン帝国外伝のニギャールについてお伝えいたしますね。

ネタバレ満載なので、見たくない方はここまでですよ!

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6位:ニギャール(フィリズ・アフメット)

ニギャール役を演じるフィリズ・アフメットさんは、トルコ出身ではなくマケドニア(ギリシャの北の国)生まれです

  • 名前:フィリズ・アフメット(Filiz Ahmet)
  • 生年月日:1981年4月15日(37歳、2018年)
  • 出身:マケドニア共和国スコピエ
  • 語学:マケドニア語、アルバニア語、トルコ語、スウェーデン語、英語、セルビア語、ブルガリア語

フィリズ・アフメットさんは何と、7ヶ国語を操るつわものです

アフメットさんの祖父が俳優だったことから演劇に興味を持ち、子供のころ舞台デビューしました。舞台女優として演技力を磨いてきたけど、成人して徐々にドラマ枠にも起用されるようになり、今や世界的大人気の女優さんとなりました。

大学では医学を専攻(頭良すぎ)。

蓮

ちなみにヒュッレム役のメルイェム・ウゼルリさんも大学で医学を学んでるんですよね。みんなインテリすぎ!

『オスマン帝国外伝』の出演女優にこういう経歴の人が多いのは、放送されてるのがトルコのNHK(的なところ)だから、出演者も厳選しているのかもしれませんね。

オスマン帝国外伝・ニギャールに何が起きた?!!

初期のニギャールは切れ者の女官

シーズン1の1話から登場しているニギャール。奴隷としてやってきたアレクサンドラ(ヒュッレム)の面倒を見てくれる女官役です。

女たちが大勢いる後宮なのに、ニギャールは切れ長の頭のよさそうな雰囲気で、初期から人気キャストとしてファンがついていました。

最初からヒュッレムの味方に

一見冷たそうなニギャールだけど、実は心が温かく、反骨心の旺盛なヒュッレムを最初から支えてくれます。出世するコツや、あるまじき態度などを徹底的に教えてくれ、明らかなヒュッレムびいき。

スレイマンのお気に入りになってからも何かと災難に見舞われたヒュッレムをかばうなどして、ヒュッレムから「かばってくれるのね。優しいわ」「ええ、あなたが好きよ」と、敵ばかりの後宮で見る人の心も温めてくれました。

蓮

このころからニギャール大好きです!

マヒデブラン&ギュルシャーとの対立

ヒュッレムサイドについたゆえに…当然巻き込まれる「ヒュッレム✖マヒデブラン」戦争…。ニギャールは主に、マヒデブランの腹心のギュルシャーとボコり合っていました…w

蓮

めっちゃ本気で殺し合っていたよね…

>>ギュルシャーとボコり合ってるあたりのあらすじはこちら

イブラヒムへの恋

ヒュッレムの元恋人のレオが、宮廷画家として出入りするようになって、ヒュッレムがひやひやひやひやしている頃…。付き添いのニギャールに、イブラヒムがふっとあごを触って話しかけます。

嫁入り前の娘のあごを、気軽に触らないでほしいんですが…。

この「あごさわり事件」でニギャールはあっという間にイブラヒムに恋に落ちますww早い…恋に落ちる顔とか、あっという間でかわいかったですが、いつものクールなニギャールとは違って戸惑いましたw

>>あごさわり事件のあらすじは、このあたりです。

ヒュッレムとレオの一件に巻き込まれ

ヒュッレムの元恋人のレオとの手紙の橋渡しをしていたニギャール。心の中ではヒュッレムに忠実だったけど、手紙をイブラヒムに脅し取られ、ヒュッレムは窮地に立たされます。手紙をイブラヒムに見せたとして、ニギャールはこのころから一気にヒュッレムの信頼を失います。

ハティジェのおつきの女官になる

ニギャールは結局、ヒュッレムのおつきを外されて、ハティジェの屋敷に移されます。そこでは妊娠中のハティジェと、ひそかに思いを寄せるイブラヒムがいました。ニギャールは生まれてきたハティジェの子どもの面倒に四苦八苦…寝る暇もないくらい多忙になります。

けど、産後のブルーでイライラしたハティジェに、結局宮殿に戻されてしまいます。このころにはニギャール、完全にイブラヒムにラブラブモード。

後宮でもヒュッレムをめぐる争いばかり

後宮に戻っても、イザベラや母后やハティジェやヒュッレムやイブラヒムの争いに巻き込まれまくるニギャール…

マトラークチュとの結婚

ニギャールはイブラヒムの親友のマトラークチュの奥さんになります。結婚を強いられ、仕方なくマトラークチュの家に行くと…そこにはマトラークチュじゃなく、イブラヒムが待っていました。

「お前は今日から俺の女だ」と言い放ち、そこからはニギャールは幸せな愛人生活に突入します。

偽装結婚のマトラークチュはかわいそすぎ。

裏切られてるハティジェもかわいそすぎました。

>>この辺りのあらすじをチェック

イブラヒムの子を身ごもる

遂にニギャールはイブラヒムの子どもを身ごもります。このことを、敵対勢力のヒュッレムが察知!そしてついにハティジェにバレます!

ハティジェは当然激オコ!

ハティジェ(妻)につかまる

怒ったハティジェは、イブラヒムの子どもを身ごもっているニギャールを地下牢に閉じ込めます。イブラヒムは大ピンチ。ニギャールも大ピンチでした。しかも地下牢に閉じこもったまま、シーズン2が終わるという…。

リアルタイムで見ていた私は、シーズン2からシーズン3までの長い間、ニギャールが無事かどうか、ずーっと気になっていましたよ…。

出産の悲劇

遂に出産するも、ニギャールはハティジェから、子どもは死産だったと聞かされます…失意のニギャールは仕方なく、元の勤めに戻るしかありませんでした。後宮でヒュッレムの部下となり、わが子を殺したハティジェへの復讐をもくろむニギャール!

>>そのあたりのあらすじチェック!

結婚という名の逃げ道

ハティジェへの復讐をもくろむニギャールは、結婚しろと迫られて、権力のありそうなリュステムとの結婚を望みます。リュステムとの愛のない結婚だったけど、この婚姻中に人生が激変します。

ハティジェの温情

実はハティジェは子どもを殺しておらず、ひそかに生かして女官に世話をさせていました。そのことを知ったヒュッレムは、ニギャールが産んだイブラヒムの子どもを、なんとイブラヒム邸に送り込んでしまいます。

我が子との再会

ヒュッレムがこっそりと後宮にニギャールの娘をかくまっているときに、実はニギャールは我が子と会っています。その後、ヒュッレムがイブラヒム邸に娘のカデルを送り込み、イブラヒムがよそに家を借りてそこでカデルを育てます。

そしてこっそりとニギャールを呼んで「たまに会ってもいい」と許します。ニギャール、愛しの娘とついに一緒に暮らせることになりました!

>>そのあたりのあらすじはこちら!

イブラヒムとヒュッレムの戦い

その後イブラヒム+ムスタファと、ヒュッレムのバチバチの争いは続き…なんとイブラヒムはスレイマンによって処刑されてしまいます…。

オスマン帝国外伝のイブラヒムの最後「デヴシルメ」のエリート?役者情報も

イブラヒムの死後、娘は?

イブラヒムの死後、娘のエスマを、マトラークチュがイブラヒムの家族の元へと送ります。

従者たちとバタバタっと屋敷を出る描写が最後で、それっきりオスマン帝国外伝には出演しません。ニギャールは娘を探しに戻ってきて、マトラークチュに場所を聞こうとしますがすでに家族の元へと送っており、会うことが出来ません。その後結局娘が出てくることはなかったので、イブラヒムの死後、何者かに殺されたか、どこかにかくまわれて一民として暮らしているのか…不明です。

イブラヒムの家族も一緒に行方知れずなので、イブラヒムへの愛情豊かだったあのおじいちゃんや、双子のおじちゃんと仲良く暮らしていることを願うばかりです。

ともかく、母のニギャールは「娘が殺された」と思い込みます。そしてイブラヒムを死に追いやったとして、ヒュッレムに敵対してシャー(皇女)の手下となりますが…。

さいごは気が狂う…

シャーの手下として後宮に戻ってからも不審な行動が多く、以前のような頭脳の切れもなく、ついには気がくるって、ミフリマーフとリュステムの間に生まれた赤ちゃんを誘拐してさらってしまいます。

娘エスマと思い誘拐したけど、結局は元夫のリュステムに捕獲されそうになり、崖から身を投げて自死します。

人気キャラだっただけに、シーズン3のニギャールの境遇は酷いと思いました。

どんな酷い境遇に身を落とそうとも、最初に奴隷だったヒュッレムの味方で居続けてくれたことは、忘れられないですね。

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