オスマン帝国外伝、シーズン4の16話~20話のあらすじ・ムスタファの結婚

バヤジトの浅はかさにしばしば「もったいない」と思ってしまいます…。勇敢で民からの人望もあり、頭もいいのにセリムに対する対抗心ですべてを見えなくして、子どもっぽい争いを繰り返す…確かに皇帝の器じゃないのかも。

今回はオスマン帝国外伝のシーズン4の16話・17話・18話・19話・20話までのあらすじネタバレを一気にしますね!

ネタバレ多数なので、見たくない方はここまでですよ!

>>前回までのあらすじはこちら

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オスマン帝国外伝、シーズン4の16話のあらすじ

ミフリマーフ兄をかばう

ヒュッレムから兄を信用するなと言われても、兄を慕うミフリマーフ。

ムスタファなりの正義があると母親に説きますが、ヒュッレムはスレイマンを失脚させて反乱を狙うムスタファの本意を伝え、娘を叱ります。

泣く

えー兄弟仲を裂くのはやめてほしい…

バヤジトの飢えた心

自分が父と母から愛されていないと思い込んでいるバヤジトだけど、ヒュッレムは「お前をマニサに生かせなかったのは、敵の目から隠すため」と言います。

スレイマンもまた、「お前は気の短さをのぞけば、若いころの私そのもの」と言ってバヤジトを励まします。バヤジトにとってもファンにとっても心温まる瞬間でした!

ムスタファへの処罰

スレイマンはムスタファを部屋に連行し、リュステムとイェニチェリの長官の処罰を伝えました。リュステムはお灸をすえるつもりで追放し、アリ長官への処罰は、ムスタファ自信に執行させます。

ムスタファは、自分を支持し続けてくれるイェニチェリのアリ長官に対し、処罰を下さねばならないのが辛そうです。アリ長官は絞首刑に課せられるのでした。

アリ長官は「自分の替わりはいくらでもいる」と言い放ち、ムスタファへの忠誠を誓って、ムスタファに従います。

アリ長官は、処刑の直前に、スレイマン他全員が見守る前で、「我ら全てムスタファ殿下のしもべ」と叫び、忠誠心を表します。

それを聞いたスレイマンは不満そう。
自分の配下なのにも関わらず、皇子のムスタファに忠誠を誓われ、再びムスタファの反逆心を疑います。

>>オスマン帝国のイェニチェリとは?

ジハンギルとムスタファ

兄弟はとても仲良しですし、ジハンギルは末っ子で王座争いに絡んでこないだけに、色んな事が耳に入る様子。兄のムスタファに的確なアドバイスをしており、その知能の高さにムスタファも弟を頼もしく思います。

一方で、兄弟を守るためにヒュッレムはムスタファをどこまでも標的としてくることを自覚します。

ヌールバーヌーの犬

イスラムの慣習では、犬はけがれているものとして、礼拝をする場所に置けません。ヌールバーヌーはベネチアで飼っていた犬を思い出し、庭で見つけた犬を後宮に持ち込みます。

同室のディルシャーが発見して追い出そうとしますが、セリムに頼み込んで飼うことを許されます。

喜ぶ

ダメダメセリムだけど、あまりにも男として仕事能力がなさすぎるから、セリムを心から愛してくれる女性がいたことは、まず第一によかったです。

リュステム帰還

リュステムが、あっという間に戻ってきます…ミフリマーフは「別に?」って感じで、(私もリュステム戻ろうが飛ばされてようがどっちでも…)夫への愛は相変わらず凍てついてる感じ。

君の悪い部下のマフムードも引き連れてきています。

オスマン帝国外伝、シーズン4の17話のあらすじ

ファトマ皇女の再婚

夫と再婚させられたファトマ皇女。最初は「くっそ!」みたいに素顔が出ていたのに、すぐにいつもの張り付いたような笑顔に戻り、無事に夫と元さやに納まりました。

と思いきや、新婚初夜(というのか?)に夫にアメを食べさせ、多分そこに性力増強の薬をいれ、翌朝夫は死亡…。死因は「年甲斐もなく床で頑張りすぎたから」とか最悪の死因を告げられます。

ファトマと敵対しているヒュッレムも、これには思わず大爆笑

「ぶはははははあ!あの皇女様らしい、見事な殺し方だわ!」と敵を絶賛してましたwww

蓮 驚き

ファトマ皇女強いwwwヒュッレムを笑かすとは(笑)

ヌールバーヌーの犬

妊娠中のヌールバーヌーが大事にしていた犬が、何者かに殺されてしまいます。

同室のデュルシャーを疑って、ヌールバーヌーは怒ります。

身重のヌールバーヌーを慰めるセリム。自分だけの個室がほしい、そしてデュルシャーを後宮から追い出してほしいとヌールは頼みます。

セリムは、個室を許したものの、デュルシャーを追い出すことは許しませんでした。

ヒュッレムは帝都でヌールバーヌーの懐妊の知らせを聞いて、喜びます。

ジハンギルとフーリジハンの旅行

バヤジトに会いたくてしょうがないフーリジハンは、ジハンギルにお願いしてキュタフヤ県への旅行に行くことにします。

ジハンギルの体を案じたヒュッレムでしたが、障害のために県に赴任することがないジハンギルを不憫に思い、旅行を許します。

フーリジハンは数か月ぶりにバヤジトに会うことが出来、2人とも嬉しそう。お互いに手紙を書き合っていたけど、お互いにそれを手にしていないことも、発覚します。

フーリジハンにひそかな想いを抱くジハンギルは、2人の恋に気が付き、悲しむことになります。

オスマン帝国外伝、シーズン4の18話のあらすじ

ナーゼニンの出産

しめしめ、という感じで後宮に残ったファトマ皇女は、そのままナーゼニンの出産に立ち会うために、ナーゼリンと同室で過ごします。ヒュッレムは手出しできず!

遂にナーゼニンの陣痛が始まった時に、なんと女の赤ちゃんを用意して待機してたヒュッレムだったが、ファトマ皇女が出産現場に立ち会って動こうとせずに手が出せず…。

赤ちゃんは生まれてしまいました。

ストーリー上数分間、「この赤ちゃんは男か女か?」がグレーのまま話が進むけど、ヒュッレムにとって幸い、赤ちゃんは女の子でした。

蓮

これ…ナーゼニンにとっても幸いだったよね。女の子なら生かし続けられるし!

スレイマンも久々の我が子誕生に嬉しそうです。

ヌールバーヌー個室ゲット

やっと個室をもらうことが出来たヌールバーヌーは、調子に乗ってテーブルやバスタブを部屋に設置しようとしますが、どれも慣習に反するとして侍女に反対されます。

しかし、妊娠中の自分を差し置いて、セリムが側女を抱き続けることを知って我慢できなくなります。

マトラークチュの調査

息子たちの県を回って詳細を知らせろと、スレイマンからひそかに指令を受けていたマトラークチュですが、戻ってスレイマンにうその報告をします。

  • ムスタファに関しては、ミフリュニーサのことを隠し
  • バヤジトは県を出てマニサに勝手に行ったことを隠し

当たり障りのない報告「マヒデブランの慈善活動」や「評判のいいムスタファ」「無鉄砲なバヤジト」「水問題を解決したセリム」「ヌールバーヌーの懐妊」をニコニコ聞いてたスレイマン。

ただ、マトラークチュはセリムが酒浸りだよってことと、
商人を殺して裁判をもみ消したことだけは、しっかりと報告してたよねw

焦る

マトラークチュはムスタファ支持で、マニサにいるセリムがキライだからかな~

セリムが証人を殺害して、その妻に訴えられた事件を聞き、スレイマンは動揺します。皇族が世の秩序を守らねばと言うスレイマンに、人は間違いを起こすし、子どもたちは父の愛だけを求めているとヒュッレムは説得します。

ジハンギル病気になる

恋するフーリジハンと、兄のバヤジトの密会を見てしまって、ジハンギルは具合が悪くなります。

ジハンギルの気持ちに気が付かない2人は心配しますが、体調を回復するためにジハンギルは、すぐに帝都に戻ると言います。仕方なく、フーリジハンもジハンギルと共に帰ることになりました。

残りたがるフーリジハンに対して、バヤジトは「自分もジハンギルも、父に見向きもされずに生きて来た似た者同士だから大事」と語ります。

泣く

バヤジト、誰よりも優秀だから、そんなに悲観することもないのにね~

ミフリマーフは夫婦別室

ミフリマーフの屋敷に来たファトマ皇女は、侍女から「夫婦別室」であることを聞かされ、驚きます。

食事の席でも、ミフリマーフを褒めまくるリュステム。妻への愛情はひとしおです。ファトマはヘルツェゴビナに赴任したとき、現地のマルコチョールに会ったかと、リュステムに問います。

そして、マルコチョールが地元で妻をもらって子どももいるかもと、世間話を始めます。

何も知らないふりをして、マルコチョールが昔、帝都で失恋したらしいと噂話をします。リュステムもミフリマーフも動揺しまくり。

焦る

マルコチョール、未だにかき乱すねぇw

オスマン帝国外伝、シーズン4の19話のあらすじ

フズルハイレディンに毒

リュステムの配下のソコルルは、毒入りのはちみつをフズルハイレディンに届けます。

フズルは皇帝からの贈り物だからと、毒見もせずに口に入れてしまいます。しかし、じわじわと毒が回って御前会議で意識不明となってしまいます。

泣く

ハイレディン好きだから死なないでほしいな…

リュステムとミフリマーフ

ファトマ皇女からマルコチョールの話を聞かされて、ショックを受けるリュステム。自分は愛情を注いでも、妻から愛されないと嘆きます。

気分が落ち込むミフリマーフに、ファトマ皇女は贅沢に買い物をすることを勧め、気が狂ったように宝飾品を買い求めます。

ムスタファとミフリュニーサ

自分が誘拐され、助けるためにムスタファが帝都に来て、スレイマンに反乱を疑われたことで、ミフリュニーサは責任を感じます。

けど、2人はやっとお互いの愛情を自覚して、愛し合う覚悟がもてたのでした。ミフリュニーサは一緒に行くことを断りますが、アトマジャに「後悔のないように」と説得されます。

結局はアマスヤに来たミフリュニーサは、秘密裏にムスタファと結婚を果たします。

マヒデブランは一時反対しましたが、ミフリュニーサの持つ父親のハイレディンから受け継いだ権力は絶大で、ムスタファが即位するときに力になると判断して、結婚を許します。

セリムからの手紙

セリムがスレイマンに手紙を書きました。

裁判沙汰の後に、バヤジトが勝手に赴任県を離れて、マニサにお忍びで来たのだと。

スレイマンの元へ届いた手紙を強奪して(w)、ヒュッレムは息子たちの愚行を知って驚きます。そしてスレイマンの耳に入らぬように、手紙を燃やしてしまいます。

バヤジト、帝都に勝手に行く

ムスタファかセリムが王座について、自分の処刑命令を出すに違いないと思い込んでいるバヤジト。ならばいま、情熱的に生きたいのだと言います。師父ムスタファは、先帝のセリムも兄が玉座に着くと思っていたが、兄ではなく弟が王座に就いたと説きます。

焦る

バヤジト全然チャンスあるんだから、しっかりと県を治めればいいのに、フワフワしすぎなんだよw

血気はやったバヤジトはフーリジハンに会いに帝都に行くと、そこにはララムスタファからの手紙で知らせを聞いたヒュッレムが待ち構えていました。

しかし、ヒュッレムだけで解決できず、アフィフェに見つかりスレイマンの知るところとなります。

県を治めている皇子が勝手に帝都に入るのは「反乱」とみなされ、バツを受けるという慣習があります。フーリジハンへの愛ゆえだと訴えますが、激怒ったスレイマンから辺境の地に送られてしまいます。更にフーリジハンと会うことを禁じられ、バヤジトは泣く泣く県に帰ります。

ヒュッレムはファトマ皇女がバヤジトたちを失脚させるために、フーリジハンを連れて来たのだとバヤジトに説きます。

ヒュッレムはマニサに勝手に言ったこともバヤジトに注意しますが、「どうせ自分は母や兄の思い通りにならない」とへそを曲げます。

「皇子は許可なく帝都に入ってはならない」という厳しいオスマン帝国の戒律があるのに…ムスタファもバヤジトも軽々と破ってきます…

スレイマンパパもびっくりです。

  • ムスタファがこっそり帝都に入った!⇒バツとしてアリ長官を処刑しろ!
  • バヤジトがこっそり帝都に入った!⇒バツとして、今後フーリジハンに会うの禁止!辺境の県に送られる
泣く

権力争いに無縁な分、兄弟たちを励まし続けるジハンギルの存在は大きいね。

オスマン帝国外伝、シーズン4の20話のあらすじ

フーリジハンの反抗期

バヤジトとの愛を否定されて、フーリジハンはミフリマーフに噛みつき、ファトマ皇女にも噛みつきます。ハティジェの娘にしては言いたいことを言うし、やりたいことをやる素敵なタイプの女性です。

更にスレイマンに会いに行き、亡き父親のイブラヒムの日記帳を渡します。

スレイマンの命の同士で、朋友であり続けたイブラヒム大宰相が、いかにスレイマンを慕い続けて忠実であったかが描かれた日記帳。スレイマンの心臓をえぐるのには一番効果がありました。

泣く

史実でも、スレイマンはイブラヒムの処刑をいつまでも悔やんでいたと言われています。フーリジハンのバイオリンの音色に泣いていたもんね…。

ヒュッレムの本音

落ち着いたバヤジトと話したヒュッレムは、自分に権力があれば、バヤジトをこそ、後継者に指名したと本音を語ります。

セリムをマニサに送ったのは、セリムならば命の危機なく敵の目をくらませられるからと。

そして、何とかバヤジトの追放を阻止したいと願います。

スレイマンとバヤジト

勇敢で賢いムスタファ。父親から愛情と玉座を与えられたメフメト。マニサの赴任を言い渡されたセリム。

それに比べて何をやっても父親から認められないバヤジトは、胸の内をスレイマンに語ります。スレイマンは、荒い気性さえ除けば、バヤジトは一番父親のスレイマンに似ていると話します。

バヤジトの血気早い性格は、スレイマンの育て方のみが悪く、バヤジトの罪ではないと。バヤジトは父の言葉に涙を流して、許しを請います。

ヌールバーヌーの覚悟

妊娠中に後宮のほかの女をはべらせ続けるセリムに、ヌールバーヌーは怒りをぶつけます。

他の女とは過ごさず、一生自分だけに決めないと、自分からの愛はもう期待するなとセリムに叩きつけます。

マトラークチュ叱られる

46年間も在位し続けた、スレイマン皇帝。シーズン4ではかなりの高齢で、同世代の配下や朋友は次々と引退して去ってしまいます。

マトラークチュもかなりの高齢ですが、スレイマンが心から信頼できる配下の1人です。

スレイマンはマトラークチュが、県の調査に出かけた時に、
セリムの悪行は全部報告したにも関わらず、
ムスタファとバヤジトの悪行は隠し続けたことを咎めます。

それは皇帝に忠実なのではなく、スレイマン亡きあとの権力争いに加担しているも同然だとみなします。

喜ぶ

マトラークチュはイブラヒムの意志をついで、ムスタファ支持ですよね。

フズル・ハイレディンの死

地中海の南東を支配し続けた大海賊のフズル・ハイレディンは、歴史にも名高いオスマン帝国の海軍提督です。

スペインもフランスもポルトガルもギリシャもポルトガルもオーストリアも、ハイレディンの船を見たら逃げ出すほどに、地中海の覇者として知られていました。

スレイマンの息子世代の権力争いの中では、ムスタファを支持し続けるフズル。
当然、バヤジト押しのリュステムとは対立を続けます。

そして、リュステムの見舞いのあった日に、この世を去ります。偉大な海軍提督の死を、スレイマンは心の底から惜しみます。

フズルの葬式にメンバー大集合

フズルの葬式のために、後宮も王子たちも出演者ほぼ全員がイスタンブールに集まります…。

そして…裏でひそひそこそこそ貶めあいや殺意が渦巻きます。

ヌールバーヌーとナーゼニンも、「皇帝の妃と皇子の妃」として立場が逆転し、バチバチと火花を散らしています。

ムスタファは、バヤジトがフーリジハンを愛していることを知り、慣習に反するといさめます。

焦る

ムスタファ、自分だって慣習に反することを色々やってるのに、人のこと言うんかいw

庭では相変わらずバヤジトとセリムが大ゲンカして、
ジハンギルがおろおろし、
ムスタファが止めにはいる…みたいなw

まぁ、成人した男兄弟の大ゲンカなので、ムスタファが体当たりで止めに行き、バヤジト退場…セリムは怒号を上げているところを…

スレイマンパパがバルコニーからしっかり見てましたw

焦る

見てたんかいw

ジハンギルもムスタファもバヤジトをかばってセリムを責めたため、セリムは兄弟の中で孤立を感じます。

さいごに

16話~20話も熱かったな~。一番のポイントはフズルの死…。これによってムスタファの旗色が悪くなるのが心配です。セリムはいいとして、ムスタファとバヤジトの苦境は胃が痛くなる…

喜ぶ

もう、オスマン帝国の慣習を替えて、兄弟で仲良く治めればいいじゃん!と思っちゃいますよね。

次回も楽しみにしてます♪

>>次回の話はこちら

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