
息子たちが成人してからのシーズン4では、しょっちゅう息子たちの赴任県の話になりますよね。キュタフヤ、アマスヤ、マニサ…宮殿のあるエディルネなど、オスマン帝国外伝のゆかりの地の場所は「こちらの記事」でご確認いただけます。
バヤジトのいるキュタフヤが、首都のイスタンブールに一番近いというメリットがあります。皇帝崩御の際には、一番近く首都を乗っ取り、即位宣言しちゃえばいいってことね。その後来る兄弟を全て殺せば晴れて次世代皇帝になることができます。
マニサは国の重要拠点だけど、首都からは距離があり、ムスタファのいるアマスヤはもっと遠い…。
今回はオスマン帝国外伝のシーズン4の26話~29話のあらすじネタバレを紹介いたします。ついにムスタファが挙兵してイスタンブールに攻め入るのだけど、その結果はものすごく意外でした…!
オスマン帝国シーズン4の26話、27話、28話、29話のあらすじ・ネタバレ
スンビュル、後宮を去る
勢力争いに巻き込まれ、愛する女性を失ったスンビュルが、ついに自由の身となって宮殿を去ります。シーズン1からずーっと居続けたメインキャストの降板に…私も悲しい!
後宮中の女性に見送られて、慕われての退陣でした。最後の最後に涙をこらえて「ほら、仕事に戻りなさい!ほらほら!」といってみんなを笑わせていました。
バヤジト、アマスヤに行く…
バヤジトはムスタファのいるアマスヤにお忍びで行きます。(法律違反。スレイマンパパに見つかったら処罰される大罪。)ムスタファはひそかにアマスヤにフーリジハンを呼び寄せて、バヤジトと会わせてあげます。
バヤジトは、フーリジハンとなんとしても結婚するために、ムスタファの県にフーリジハンを呼び寄せるよう頼んでいたんでした。ムスタファは(よせばいいのに)「実はオレもこっそり結婚しちゃったんだ」とミフリュニーサを紹介します。(←絶対しなくていい。隠しときゃいいのに…)
マヒデブランは「わざわざヒュッレムの息子の危険を手助けしなくても!」と猛抗議するけど、ムスタファ取り合わず…。もう、ママの言うことなんも聞かねぇ…。
バヤジトはフーリジハンと結婚してから両親に報告すると突っ走ります。そしてフーリジハンをキュタフヤに連れていき、宮殿でともに過ごします。
セリムの息子
セリムの息子には「ムヤト」と名前が付けられました。スレイマンが口の中でごにょごにょ言って、名付け親となりました。礼をいうヌールバーヌには優しく接するスレイマンですが、セリムはシカトされました。(酒飲むから)

どうしてもセリム&ヌールバーヌ夫婦を好きになれない…製作者が意図的に嫌われキャラをキャスティングしているとしたら、天才や!
スレイマン、セリムを許すの巻
日曜礼拝の時にスレイマンはアッラーの言葉を引用して、セリムに正しく生きるよう説きます。セリムは「改心して、二度とお酒は飲みません!」とできもしない約束を交わします…。(そっこー破ります)
数日は禁酒をするセリムだけど、村できれいな寡婦を見かけ、誘われるままに家に行き、ブドウ酒がぶ飲みします。
ヌールバーヌも目を光らせていますが、セリムの堕落は止まりません。
ナーゼニンの悲劇
マニサに行き、いばりまくるナーゼニン。かつての主君のヌールバーヌに対して偉そうにしまくり…。血管ぴくぴくしながらも、ヌールバーヌーは珍しくおとなしく耐えています…。
と思ったら、ベランダで言い合っているときに不意にナーゼニンの首飾りを下に落とし、身を乗り出したナーゼニンはバルコニーごと下に落下。死亡します。
実はひそかにヒュッレムがヌールバーヌに殺害を命令しており、ヌールバーヌは見事遂行したのみ。部屋で残されたナーゼニンの赤ちゃんが大泣きしており、ヌールバーヌはさっさと退出しちゃうから、仕方なくパパのスレイマンがあやすという…。スレイマン明らかに育児スキル低そうだから、侍女かわったれよw
ムスタファの街の声をリュステムが悪用
ムスタファの治めるアマスヤの民の声を見たら、「ムスタファ殿下こそ次期皇帝にふさわしい」「素晴らしいお方」とみんな褒めちぎるのだけど…。
リュステム派「次期皇帝」と呼ばせていることに反逆の意図アリ!としてわざわざマニサのスレイマンにみせに行きます。スレイマンもスレイマンで深刻に受け止めて、またひそかにムスタファ窮地に…。

もうやめてあげて…。
スレイマンは父親から殺されそうになった
スレイマンは若き日に、前の皇帝(スレイマンの父)に長衣を送られ、そこに毒が塗ってあり命の危機がありました。
同じ轍をふまないようにと心に誓うスレイマンだけど…
毒のついた長衣の贈り物
スレイマンは普通に長衣をムスタファに贈りますが、それにリュステムの配下が毒を塗ります。着ようとしたムスタファをすんでのところで止めたマヒデブラン。従者に試着するように言うと、従者は長衣を着た途端に崩れ落ち、死んでしまいます…。
ムスタファ、挙兵して首都へ攻め入る…
自分を殺す贈り物をスレイマンがしたと思い、ムスタファは軍を率いて武装してイスタンブールへ向かいます。ムスタファ挙兵&進軍の知らせはイスタンブールに届き、スレイマンは苦悩します。
ムスタファを止めるようにと送り込んだ歩兵駐屯部隊の隊長(新しい人)も、ムスタファの元へ行くと「殿下に従います」と反旗をひるがえします。(あとでごにょごにょ言い訳してたけど、戦争になったら多分ムスタファ支持してた)
ムスタファは首都の近くで待機していたリュステムに「皇帝と話がしたいだけ」と伝え、剣を渡してスレイマンの元へ行きます。
スレイマンとムスタファの対峙
挙兵して首都へ来たムスタファは、スレイマンと対峙します。
そこで、毒の付いた長衣と、辛辣な手紙が送られてきたので傷ついたことと、「殺すなら兵士として殺してもらうために、武装してきた。戦争を起こす気はない」と伝えます。

「父は私を殺そうとなさった!」と伝えるムスタファの演技は迫真でした。
スレイマンは長衣に毒を塗った人を徹底的に探すように命じ、ムスタファの行為を一時は穏便に済ませます(まだ処罰ナシ)。
つかまるアトマジャ
シーズン4ではムスタファの守護神として活躍していたアトマジャ。今回の長衣の件も、怪しんだジハンギルによってムスタファへの伝令に走ってました。
けど道中でつかまって、リュステムの配下に拷問を受けます。拷問中に思い出すのは死んだ妻子のこと…。口の堅いアトマジャは、雇い主に関して決して口を割りません。
長衣に毒を塗った犯人
毒を塗ったのはリュステムの配下なのに、リュステムはイランの王朝の仕業だということに、犯人を仕立て上げます。スレイマンも信じた様子だけど、ムスタファはリュステムの関与だと気が付いています。
ヒュッレム、追放
会議を盗み聞きしていたヒュッレムはずっとスレイマンから冷遇され、ついにキュタフヤへ追放を命令されます…。手紙をいくつも描くけど返事をもらえず、バヤジトのいるキュタフヤへ…。
急に母が来たから、キュタフヤにいたバヤジトとフーリジハンは焦りまくります。とりあえずフーリジハンは姿を隠しますが、バヤジトの側女がヒュッレムにチクって、ばれてしまいます。
ヒュッレムはフーリジハンとの結婚に猛反対するけど、フーリジハンは父と母の娘として誇り高く対峙します。バヤジトもフーリジハンをかばい、母の言うことを聞きません。