ウェントワース女子刑務所の愛すべき「母」のリズ。
シーズン7はリズの大きな転換期で、シーズン7のクライマックスでリズとブーマーの絆に涙した人も多いんじゃないでしょうか。
今回はウェントワース女子刑務所で「密告キャラ」として定着していたリズの役者さんプライベート情報と、シーズン1から通して出演していたリズの活躍についてお伝えしていきます。
ネタバレ多数なので、見たくない方はここまでですよ！
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ウェントワース女子刑務所、リズの役者さん情報
リズ・バースワース
#WentworthPrison deserves SO many awards!!! It's one of the few shows that keep me on the edge of my seat and still surprises me. Celia Ireland who plays Liz was phenomenal! 🙌🙌🙌 pic.twitter.com/blaLvzTnEL
— DΔ∇ID (@Davidc101197) August 11, 2019
- 役者名；セリア・アイルランド（Celia Ireland）
- 生年月日：1966年5月16日
- 出身地：オーストラリア・ニューカッスル
リズはウェントワース女子刑務所のシーズン1の最初から登場する、メインキャストの一人です。
リズ役を演じるのはセリア・アイルランドさん。
1992年にオーストラリアのドラマシリーズ「Police Rescue」にゲスト出演してデビュー。その後も数々のオーストラリアのドラマや映画に出演していて、オーストラリアの映画批評家サークル賞・最優秀助演女優賞の受賞歴があります。代表作は「ウェントワース女子刑務所」と、「オールセインツ」というドラマ。
デビューが遅かったこともあり、中年以上の女性の役が多く、自然のたたずまいも味方して名バイプレイヤー的存在です。
セリア・アイルランドさんはプライベートでは2人の女の子のお母さん。ウェントワース女子刑務所のドラマ撮影中は、自宅のあるシドニーから２時間離れたメルボルンで仕事をしなければならず、母親業との両立が大変だったようです。
ウェントワース女子刑務所のドラマ自体はシーズン8の製作が発表されていますが、セリアさんはシーズン7で降板します。
セリアさん演じるリズの降板までのドラマ内での役を見ていきましょう。
ネタバレ多数なので気を付けてくださいね。
参考サイト：https://en.wikipedia.org/wiki/Celia_Ireland、https://www.famousbirthdays.com/people/celia-ireland.html、https://www.nowtolove.com.au/celebrity/tv/wentworth-finale-liz-death-celia-ireland-57329
ウェントワース女子刑務所、リズってどんなキャラ？降板までの流れ
最初は優しいお母さんだけど…
シーズン1のリズは優しいお母さん的存在です。
ビーが何もわからず入所してきた時に世話係としてビーを何かと気にかけてくれます。
おおらかで包容力があり、親切で優しい。
他の囚人たちからも好かれており、いつも輪の中心にいる人気者です。
しかしリズが収監された理由は「飲酒による殺人」でした…。
リズは重度のアルコール中毒で、小心の自分に我慢できなくなりアルコールを大量摂取し、子どもたちや家族の目の前で姑を車で引いてしまいます。
子どもたちのかけがえのない子どもの時間に一緒に過ごせず、また悪夢を植え付けてしまったと深く後悔し続けています。
仮出所で子どもと再会するが…
そんなリズですが、刑務所内でも暴力をふるうわけでもなく立ち居振る舞いも平和そのもの。
シーズン2では仮出所が認められ、ずっとあえていなかった子どもたちと再会するために家に向かいますが元夫と再婚した義母に阻止され会えません。
しかも仮出所中にあてがわれたアパートでは隣人が強盗まがいにお金を奪ってくるなど、最悪の環境です。
娘のソフィーとアーティを一目見たいと家の前で見張り、出かけるソフィーの後をつけると、そこには母と同じアルコールに逃げ道を求める娘のみじめな姿がありました…。
その後なんと、刑務所を脱獄してきたビーがリズのアパートへきて、リズはビー脱獄劇に巻き込まれます。
ビーがリズに事前に送った銃をビーに渡したとして、リズは仮出所取り消し…刑務所に連れ戻されます。
だんだんと密告キャラが定着
麻薬を隠しているブーマーを看守に密告したリズは、ブーマーから報復にボコられます。
ボコられた最悪の顔で面会に来たソフィーと再会し、落ち込み…。
ソフィーは8年間会いに来ず、手紙もくれない母を責めます。
更に娘は暴走して、飲酒で車に乗って人をひき殺してしまい、なんとウェントワース女子刑務所に入所してくることになります。
情緒不安定のソフィーと、いびつな形で寄り添うリズ。
しかしソフィーは母の想いを無視して、フランキーと付き合い始め、やけになったリズはずっとやめていたお酒に手を伸ばし…アルコールに再びハマり始めてしまうんです。
周囲への優しさや思いやりも忘れ、ただの酔っ払いに…
ただ、出産をまじかに控えたドリーンから、赤ちゃんの後見人を頼まれて、ちょっと希望が湧きます。
娘は仮出所
10代の娘は一足先に仮出所。
母子の仲はちょっとだけ近づきますが、リズの苦難は続きます。
ソーニャへの密告
シーズン4の後半にウェントワース女子刑務所にやってきたソーニャは、外の世界でも大物のおばちゃん。
ソーニャをなんとしても起訴した警察は、リズになんとお色気で迫って、リズにソーニャの罪の密告を強要します。
長い刑務所生活の中で久々の「オトコ」に舞い上がったリズは、言われるままに嘘をついてソーニャを密告し、起訴へと持ち込みます。
その後警察のおっちゃんにダマされていたことを知り絶望…
ソーニャからの復讐
リズの言うことを誰も信じてくれず、刑務所内では強敵ソーニャが虎視眈々とリズへの報復をもくろみます。
コワくてしょうがないリズは、だんだん精神崩壊していき、ついに認知症の症状が発症…。
ソーニャから復讐で殺されかける現場に駆けつけてくれた、ボスのカズによって守られます。
しかしカズはリズをかばってソーニャを殺害…起訴され刑期が伸びることになってしまうんです…。
認知症を発症
認知症がどんどんすすむリズを優しく介護するのはカズとブーマー。
シーズン6に入ると更なる敵のマリーが入所してきて刑務所内をかき混ぜますが、リズは消えていく記憶との戦いに必死です。
息子との再会
刑務所に入った当初小さかったリズの息子に、リズは思い切って手紙を書きます。
会いに来た息子は17歳。
立派に成長している息子に感動するも、認知症で壊れていく自分をこれ以上息子に見られたくない、という思いから「もう会いに来るな。今の自分を覚えていて」といい、決別してしまうんです…。
ブーマーとの固い絆
シーズン1からずーっと仲間だったリズとブーマー。
一度はブーマーに対して密告したことから、報復に殴られたこともあったけど、シーズン7では仲良しに戻る2人にほっこりします。
ブーマーは仮出所で毒親の犯罪にまきこまれて再び刑務所に逆戻り。
ブーマーを冷たくバカにする母に対してリズは「2度とこの子に近づくな！」と突っぱねて追い払います。
泣き崩れるブーマーが「リズがママだったらいいのに」と甘えてきて「おお！いい子ね～」と抱きしめるリズ。
本物の母子の絆が生まれた瞬間でした。
ブーマーへのお願い
認知症の症状が進んで、何もわからずベッドで介護されることを恐れたリズは、ブーマーにある頼みごとをします。
「自分が何もできなくなったら、終わらせてほしい…。」と。
母としてリズを慕うブーマーは「そんなことしたくない！」と突っぱねます。
シーズン7の最後は、2人の感動的な流れとなりました。
さいごに
オチのオチは隠しておきました(笑)
気になる方はドラマを見てくださいね。
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